巧言乱徳

こうげんらんとく

入院飯7

am6:00起床。

相変わらずうつ伏せ姿勢に苦戦していて安眠出来ない。

病院からはV字マクラと言うのが追加支給された。

円柱状のクッション2個を平行に並べて端部をくっ付けた形状で、通常はくっ付いた部分を顎の下に当てて、円柱部は左右の脇の下に抱く様にして寝転ぶ事で胸の圧迫を減少させるのだが、使い方が悪いのか体型に合っていないのか、全く楽にならない。

一番辛いのは首だが、額と、顎から口にかけての長時間のクッションとの接触が、地味に痛い。

私の場合、剥離したのは網膜の右下だが、中央上側もレーザーを当てられている為に、患部全体に均等にガスを当てる為に医師からは地球の中心を覗き込む様に真下を向く様に指示されている。

今迄の人生、地球の中心を覗き込むなんて経験は無い。

指示を守る為にはかなり顎を引いて横になる必要が有るので、クッションに接する額や顎、口周りに体重が集中するのだ。

人間の頭から喉にかけての中心部には重大なツボが集中している。

例えば、ジャンプコミックス北斗の拳の2巻で、ケンシロウがGOLANのカーネル(大佐)と戦うシーン。

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北斗神拳奥義に北斗壊骨拳(ほくとかいこつけん)というのがあるが、これは世紀末の核戦争を生き延びた強靭な肉体を持つ軍の特殊部隊員ですら、眉間を指で突かれるだけで全身の骨格が背中側から飛び出るという恐ろしい技だ。

長時間秘孔を圧迫続けるのが、いかに危険かお判り頂ける事と思う。

又、通常仰向けで寝ている場合は自然に喉の奥に飲み込まれる唾液が、重力で唇の裏に溜まる。

従って、定期的に唾液を飲み込まなければならないが、かなりの量が涎となって落下するのも不快で有る。

朝食。

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昼食。

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夕食。

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食事以外は1日4回の点眼とシャワー。

後はうつ伏せ姿勢を取り続けるだけの生活はまだ半分も過ぎていない。

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