墓じまい8
墓じまい当日。
余裕を見てかなり早く自宅を出発したにもかかわらず、首都高大渋滞で開始時刻に遅刻。
何とか法事終了。
自宅に有った位牌も全て御炊き上げを依頼。
当日朝に墓から骨壺を出した所、全部で8個有った事が判明したが用意して行った70万円で了承して貰えた。
それにしてもいい加減な石屋だ。
ちなみに履歴を残すと言う事で寺からは70万円の受け取り証を貰うことが出来た。
高額な支払いなので何か支払い証明が欲しいと思っていたのでこれは助かった。
石屋の口座に撤去代金を振り込み、領収書を受け取って全て終了。
ようやく肩の荷が降りた。
お墓が無くなって大丈夫?
自分が死んだら戒名も読経もいらないから骨は海洋散骨、妻が先に死んだら自宅で遺骨を保管しておいて自分が死んだ時に一緒に散骨して貰えたら良いと思っている。
神様が居るかどうかはわからないが、宗教は人が作った物なので慣例に従う必要は全く無い。
墓じまい7
海洋散骨で全て終わらせた方がスッキリするが、プランBであれば金額的には何とか許容範囲か。
母の従姉妹が墓参りに来る事が有るらしいので「遺骨は海に捨てました」と言うのも世間体がよろしく無いのでBでお願いする事にした。
先ずは出入りの石屋の連絡先を教えて貰い電話してみた。
現在墓の中に幾つ骨壺が入って居るかの確認と、撤去費用の見積りを依頼。
墓石の造りにも依ると思うが、雨水の侵入を防ぐ為に防水のシーリングがされていて、墓参りのついでに中を覗く訳には行かないらしい。
数日後、石屋から連絡が有ったが
骨壺は7個入っている。
撤去費用は約30万円。
マジか?
骨壺4個は父母と祖父母だろうが、他の3個は誰?
墓石には祖父母と父母の名前しか彫って無い。
実は墓石は20年位前に造り直しているのだが、古い墓石には何か彫って有ったのかな?
全く覚えていない。
色々調べてみたが、子供の時に無くなった父の弟と曾祖母らのお骨らしい。
となると人数増えて70万円、撤去費用含めると100万円!
個人的に気に入らないのは、これ等の金額が全て言い値で内容が良くわからない事だ。
お布施については「金額は自由ですよ」と言いつつ世間並み?の相場を押し付けられる。
墓石撤去費用も見積りには費用一式としか書かれていない。

通常の商取引で見積りと言えば、内訳が細かく記載されている物だが細かな内容が記載されていない。
こんな雑な見積り初めて見た。
Bプランでと寺には頼んでしまったし、何とか金額的には用意出来そうなのでそのまま進める事にした。
撤去費用が高い気がするが、墓地が細い通路を通ってかなり奥まった場所に有るので大型重機が入れ無い事を考えると、多業者に依頼してもあまり価格は変わらないだろう。
日程を決めて、寺に墓じまいの法事を依頼した。
墓じまい6
さて、色々考えていても仕方ないので寺へ行って住職に直撃。
面会のアポを取った時に面会目的も告げておいたので話はスムーズに進んだ。
住職からの提案は次の2パターン。
まず、A案。
一般的な永代供養のような形にして檀家を外れ、今後縁切りする場合は仏一体あたり40万円頂く。
次にB案。
墓に入っているお骨を境内の納骨堂へ移動、その後も今迄通り年に数回の行事にお布施するなら一体10万円。お布施については自分が死んだらその後は不要で遺族に請求する事はしない。
住職の話では墓石の撤去は20万円位との事。
湯水の如くお金が有るのであればA案で、一体40万円払って縁を切った方がスッキリするが、父母と祖父母の4体で160万円。
墓石の撤去と魂抜きとか言う法事の費用も掛かるので200万円弱。
真面目な話し、そんなにお金をかける位なら自分が生きている間は今迄通りにしておいて、「後はどうにでもなぁれ!」が一番現実的な解決方法だろう。
お寺は後々困るだろうが、自分が死んだ後の事なんて正直どうでも良い。
問題なのは私が死んだ時に妻が生きているとか姪に迷惑が掛かる事。
寺から急に大金を無心されたら困るだろうなぁ。
無視しても良いと思うけど、訴えられたりするのか?
自分で調べた範囲でもっとも安く済ませるのであれば、お骨は全部海洋散骨にして法事は一切しないで格安業者に墓石の撤去を依頼すれば50万円位で済ませる事が出来る事を考えるとA案は無い。
墓じまい5
統一教会に解散命令が出た。
遅過ぎる。
統一教会は安部元総理の射殺事件が有ったから話題になったけど、事件が無ければ何も変わらなかったのでは無いか?
同じような宗教団体がまだまだ幾らでも有るのだろう。
個人的には世の中の全ての宗教が完全に無くなれば、戦争、差別、貧困の大部分が消滅するのでは無いかと思う。
先日からNHKで手塚治の火の鳥をアニメで再放送しているのだが、日本の仏教が何の目的で存在するのか、改めて考えさせられた。
先週最終回を迎えたアニメ、「チ」地球の運動についてを見ても同様の印象を持ったが、殆どの宗教は施政者がその他大勢を奴隷化する為の道具なのだろう。
日本国内の全ての宗教法人に一般企業と同様の収支報告と納税を義務付けすれば、少しは暮らし易い世の中になるような気がする。
それで棄損されるような宗教の自由なんていらない。
墓じまい4
さて、現実問題として一番安上がりに墓じまいする方法は何か?
お骨を散骨する。
海洋散骨なら費用は5~10万円なので永代供養と比較すれば安いし、その後に管理費用も掛からない。
自分が死んだら戒名も読経もしないで骨は太平洋に撒いて欲しいと常々思っている。
死んだ人間より、生きている人間の生活の方が遥かに重要だ。
「仏様より生き仏」
亡くなった父が良く言っていた。
本当は地方公共団体で格安で誰でも利用出来る集団納骨堂を造るべきだと思うが、行政には全く期待出来ない。
色々考えて見たが、やはり一度寺と相談した方が良いかな?
あまり高い事を言われたら墓じまいを先送りにする事も出来るし、今有るお骨を全て引き取って海洋散骨する方法も有る。
取り敢えず住職に連絡を入れて、墓参りのついでに相談してみる事にした。
墓じまい3
父の初盆で檀家の集まりに行った時に他の檀家の方々にお目にかかった事が有るが、ほとんど私の両親の年齢に近い高齢者ばかりで、若い人が全くいなかった。
現在法事に参加している高齢者が居なくなったら寺はどうなるんだろう?
本堂のエアコンが長年異様な雑音を奏でていたのは最近交換されたが、今でも経営が楽な様には全く見えない。
実際、この先少子高齢化が加速度的に増えてくると現在の檀家制度が前提の寺は経営が成り立たなくなるだろう。
特に私が檀家になっている寺の様に歴史は有るが規模が小さな所は10年 たたずに経営破綻するんじゃないか?
これで墓じまいしたい等と言い出したら、これ幸いと思いっきり吹っ掛けられそうな気がする。
うーん、気が重い。
やはり、知らんふりして放置しようかな?
墓じまい2
取り敢えず墓じまいについて調べて見ると、一般的には永代供養と言うのが有るらしい。
一族の墓をなくして、お骨を共同の納骨堂に収める方法。
費用はお骨一口あたり30~50万円?
結構なお値段だな。
他に墓石の撤去費用が必要で、これが10~30万円!
現在墓には両親と祖父母の計4口入っているので4×50=200万円。
墓の撤去費用と法事等を考えると250万円!?
そんな金、簡単に用意出来るか?
一番良いのは自分が死ぬ迄ほったらかしておいて、後は野となれ山となれと言う方法かも知れない。
実際、家の墓石の近くには「縁故者の方は御連絡ください」と張り紙された墓石が幾つか、それも数年前から張りっぱなして放置されている。
多分、日本全国こんな墓地が増えているんじゃないかな?
さて、どうしたものか。