巧言乱徳

こうげんらんとく

事故から31日後

(※この記事は他のブログサービスで公開していた「交通事故!追突されて愛車は全損!!相手は無保険行方不明・・・」から引っ越したものです)

 

このままYを逃がす訳に行かない。

 

まずは弁護士さんに依頼して弁済を要求する内容証明を用意して頂いた。

 

著作権があるので全文は公開できませんが、流石に本職。

 

ツボを得た文章にプラスして末尾に弁護士さん2名の署名付き・・・私の所にこんな物が届いたら眠れなくなります。

 

無論、個人で内容証明を用意しても構いません。

 

現在だとネット検索すれば例文が色々と見つかると思う。

 

ハッタリを効かせると言う意味では裁判所内にある郵便局から内容証明を出すと消印が『※※裁判所郵便局』となるので相手に裁判所からの手紙!と思わせるので有効、と言う裏技も有るらしい・・・

 

私の個人名で内容証明を出しても受け取り拒否の可能性が有るが、弁護士事務所からの内容証明を受け取らない馬鹿はいない・・・と、思うのだが相手が相手なので一抹の不安は有る。

 

内容証明を送付する前に私がYの家族宛に手紙を出す。

 

『前略

事故より1ヶ月が経過しました。

 

Yさんが成人ですので御家族との接触は遠慮させて頂いておりましたが、私の真意が伝わっていない事も考えられますのでお手紙をさせて頂きます。

 

Yさんと直接お会いした時にも御本人にお話したのですが、私は法外な慰謝料を要求するつもりは一切有りません。

私がYさんに御願いしているのは、事故前の状態に現状復帰する事だけです。

双方合意の上で円満解決したい旨もはっきりとお伝えしてあります。

 

私は不当な利益を得るつもりは有りませんが、今回の事故によって生じた損害に付いては時間が掛かっても可能な限りの方法で全額Yさんに賠償して頂くつもりです。

 

現在Yさんとはまったく連絡を取れない状態ですが、御家族の皆様からもYさん御本人より私に連絡を入れる様進言して頂くよう、強く御願い致します。

 

※※警察署の方でもYさんを探していると聞き及んでおります。

 

草々』

 

弁護士さんからの内容証明がムチなら私の手紙はアメである。

 

手紙の宛名はYの両親と長兄宛(フルネームで)にしておいた。

 

私に教えていない家族の名前宛に手紙を出す事で、お前らの家族構成を知っているぞ、調べているぞ、と言うプレッシャーを与える意味合いも有る。

 

これで連絡が来るようなタマでは無いのだが・・・