巧言乱徳

こうげんらんとく

事故から42日後

(※この記事は他のブログサービスで公開していた「交通事故!追突されて愛車は全損!!相手は無保険行方不明・・・」から引っ越したものです)

 

Yが内容証明を受け取ってから数日経過したが一向に連絡は来ない。

 

弁護士からの内容証明を完全無視・・・ってやはりまともな人間じゃ無いようだ。

 

もう、遠慮する事も無いので警察署から担当検察局を聞き出し、上申書を送る。

 

せっかく警察で送致番号を調べて検察に電話をしたのだが、検察では『件番(事件番号)』で管理しているので送致番号だけでは案件の検索が出来ないらしい・・・見事な縦割りで有る。

 

以下、実際に検察に送った上申書。

 

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上申書

 

※※地方検察庁※※支部 担当検察官 殿

 

平成※年※月※日

 

住所 ※※※※※※※※※※※※※※※(私の住所)

 

                          氏名  ※※※※(私の名前)   印

 

平成※年※月※日、※※※※(事故現場の住所)で、Y運転の乗用車が右折レーンで停車中の私の乗用車左後部に追突、私が頚椎及び腰部捻挫の負傷を負った交通事故につき、上申致します。

 

事故時の状態については、見通しの良い直線道路でノーブレーキで追突している事や、事故直後に私がYの乗用車内を確認した時にYが脳震盪を起こしていて意識朦朧とした状態で携帯電話を握っていた事など状況証拠では有りますが運転中に携帯電話を掛けていた可能性が非常に高く、私の車が頑丈だった(ランドクルーザー)事と、衝突直後に私が自車のブレーキを掛けると同時に反対車線に飛び出さないようにハンドル操作を行った為に対向車との正面衝突を避ける事が出来たので私は幸いにも軽傷で済みましたが、一歩間違えれば他車を巻き込んだ重大事故に繋がった事も考えられます。

 

事故当日行われた※※警察署での私の事情聴取の時に、担当の警察官の方に促される形でYの処分は警察に一任すると申し上げましたが、その後Yは任意保険に無加入な事が判明し、修理不可能となった私の乗用車については同等中古車を弁済し、代車代についても全額自費で支払うと確約したにも関わらず全く支払いを行わないばかりか、※月※日のEメールを最後に以降全く連絡がつかなくなりました。

 

私の勤務先の顧問弁護士と相談の上、別紙のような内容証明を発送しましたが、入金はおろか入金出来ない弁明の連絡すら全く無い状態です。

 

損害賠償については民事裁判を検討中ですが、当方としては轢逃げ被害にあったのと全くかわりません。

 

 

中略

 

 

上記の点からYと言う人物は、被害者で有る私に対する損害賠償責任を放棄し、悪意ある嘘をつく反社会的な人間で有ると断定せざるをえません。

又、※※警察署でYの免許証を保管している期間に、スクーターを運転(免許不携帯)するなど、順法精神の欠落した人間です。

相応の社会的制裁が下されない場合再犯の可能性が高いと考えます。

 

以上の次第ですので、Yを不起訴にしたり、略式命令請求することなく、正式裁判の請求をして、公判で私に意見陳述の機会が与えられるよう、ご配慮頂きたく宜しくお願い申し上げます。

 

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更にYへ久しぶりにメール。

 

『御存知かも知れませんが、※月※日に※※警察署から※※地方検察局※※支部へ貴方の傷害事件の書類が移管されましたので、事件担当検察官に私の方から上申書を提出しました。上申書の内容は傷害事件の正式裁判と貴方を厳しく処罰するように要望するものです。貴方のしている事は轢逃げと変わりありません。有罪確定して前科が付くまで、徹底的にやらせて頂きます。』

 

これで少しは気が晴れた。

 

もっとも、交通事故での正式裁判は事故全体の僅か15%と言うデーターが有るらしい。

 

人身事故が正式裁判になるには

 

1.事故後に提出される診断書が全治15日以上。

2.飲酒運転、信号無視等の悪質な事故。

3.示談が終了していない。

 

以上の条件が幾つか満たされている場合だけらしい。

 

今回の事故では『3.示談が終了していない。』だけが条件として当てはまる訳だが、上申書の効果がどのくらい有るのかは不明で有る。

 

うーむ、診断書を書いて貰う時に無理矢理でも全治15日と書いて貰うんだった・・・(実際に首の痛みが完治するまで1カ月近く掛った)

 

又、正式裁判になるかどうかの判定には3ヶ月位掛かるらしい・・・不起訴になるようなら別の手を考えなければなるまい。

 

もう、金だけの問題では無いのである。

 

人生経験の浅いY、お金だけで済まない事がどれだけ厄介な事か、身を持って知って下さい。

 

昔々、私の知人があるトラブルに巻き込まれた時は、自宅前の植込みに包丁を握り締めた男性が潜んでいたらしい・・・