巧言乱徳

こうげんらんとく

事故から2年後

(※この記事は他のブログサービスで公開していた「交通事故!追突されて愛車は全損!!相手は無保険行方不明・・・」から引っ越したものです)

 

調停成立後、毎月滞り無く続いていたYからの支払いが突然止まった。

 

残り数か月というのに何故?

 

久し振りにYにメールを入れて催促すると、言い訳も無しで数日後に支払われたが、翌月も指定日に振り込まれていない・・・

 

調停書には2カ月支払いが滞った場合は残金を即時一括で取り立てができる事になっている。

 

取り立ての方法は家財道具の差し押さえや勤務先の給与の差し押さえも可能だ。

 

もっとも家財道具と言っても生活必需品は差し押さえが出来ない。

 

例えばテレビは生活必需品と認定されているので1台しか持っていない場合は差し押さえができないのだ。

 

そもそも事故当時、親兄弟と同居していたYがどれだけの家財道具を持っているだろう?

 

調停時にYの勤務先を確認していた。

 

某警備会社だったが、給与を差し押さえるにしても勤務先の再確認などが結構面倒だ。

 

最期まで面倒をかけさせるYに頭にきて、嫌がらせのつもりで家財道具の差し押さえや勤務先に給与差し押さえを申請しようかとも思ったが、Yとメールで交渉して残り全額を一括で返済させた。

 

ちなみに万一取りはぐれた場合は時効が10年あるのでその間に相手の事をじっくり調べてから強制処置を掛けるつもりでした。

 

人間、年齢が上がると家庭を持ったり社会的信用が重要になるのでダメージが大きいはず。

 

これで、本当に終了。

 

 

最期にこの事故からの教訓。

 

①どんな古い車やボロ車に乗っていても、必ず車両保険を掛けておき、弁護士特約も加入する事。

 実際の事故に遭った時に使えない保険に加入していても無意味。

②車にドライブレコーダーを付けて置く。

 常習的に嘘を付き、言い逃れをしようとする相手を黙らせるのは物的証拠だけ。

 高価で高機能な物を買っても数年で壊れるので、手頃な値段の物で良いから前後に設置する事。

③安全性の高い車に乗る。

 安いだけ、燃費の良いだけの車に乗っていませんか?

④何より自分が加害者にならない事。

 一瞬で人生が終わるのが交通事故です。