巧言乱徳

こうげんらんとく

事故から181日後

(※この記事は他のブログサービスで公開していた「交通事故!追突されて愛車は全損!!相手は無保険行方不明・・・」から引っ越したものです)

 

第4回調停。

 

AM11:00開始だが、今回は最初にYが調停委員と話し、20分後に私が呼ばれる。

 

驚いたのは、前回Yが用意すると言っていた『頭金』を、支払い額の1/5では無く、3倍用意して来た事である。

 

今回の一連の交渉の中で初めて見せたYの『誠意』と言えるか。

 

ともあれ、最初に賠償額の半額以上(約60%)受け取れるのであれば、私も助かるしY自身の今後の支払いも楽になるはずだ。

 

私が今回の賠償金の分割化で一番心配していたのは、債務が確定した時点でYが自己破産を申し立てる事だったのだが、支払い残高が少なくなった事でこの心配はあまりしなくて良くなった。(油断は出来ないが・・・)

 

交通事故の賠償金が自己破産で免責になると言うのは納得行かない話だが、結構多い話らしい。

一般的には月給の20倍、もしくは3年以内の完済不可能な債務については簡単に自己破産で免責が適用されるとか。

 

近々ようやく法改正されて、重大な過失の事故の場合は免責にならなくなるらしい・・・被害者からすれば、一生掛けても償うのが当たり前だと思うが。

 

両者合意と言う事で裁判官が呼ばれ、私とY、調停委員×2と書記?の計5人がテーブルに付き、現金受け渡しと領収書(正式な物では無く、ワープロ作成の私造)の取り交わし。

 

調停終了。

 

今後、Yの支払いが2ヶ月以上遅れた場合は残額は一括取り立てが可能で強制執行が出来る事になる。

更に取り立てが終了する迄、年5%の金利が加算される。

 

事故から半年。長い半年だった。

経済的には勿論だが、何より精神的にボロボロになった。

 

しかし、これで終りでは無い。

 

残金をYが完済する迄後2年。

 

そしてやはり・・・トラブルは続く。